メッセンジャーRNAワクチンへの疑問
2024年1月28日収録、2月6日(火曜日)朝の8時から9時まで放送、再放送は2月6日午後8時、と、翌週の月曜日、火曜日、水曜日、木曜日の午後11時から放送。番組は全部で1時間で、ワクチンの話題は最後の15分です。
K:近藤真がお送りする「やさしさ発見!けんぽう探検!」の時間です。今日はmRNAワクチンへの疑問と題してお送りします。話し相手は、高田洋子さんです。
K:高田さんはワクチンの接種はされましたか?
T:実は私はまだです。覚えておいでと思いますが、私たちが小学生の頃に、日本脳炎のワクチンの集団接種を受けました。その一本の注射で、一生涯寝たきりになってしまった人があって、その人のお姉さんが書かれた本を読んだことがあります。それ以来私は、自分の子供にも予防接種は慎重でした。近藤先生はテニテオラジオの防災特番でもコロナ特集を続けておられますが、どんな議論になっているのですか?
K:これまでの議論では、お医者さんで岐阜大学名誉教授の粕谷志郎先生のお話を伺ったのですが、それによると、最初の3回までのワクチンは有効であったけれど、4回目以降は新たに登場したオミクロン株に免疫回避能力がついてしまって、全く無意味だったとの議論でした。ただし、今度の7回目の新ワクチンはオミクロン株に免疫回避を許さないので、極めて有効のはずであるとのことでした。それで、「粕谷先生は何回打ったのですか」と聞いたら、「3回」と言うので、お医者さんですら3回しか打たないのだから、私も3回で正解だったかなと思ったわけです。なので、かすや先生が4回目を打ったら、私もうとうかなと思っていました。
T:そうですか。ところで、その極めて有効とされる7回目のワクチンはどうされるのですか?打ちますか?
K:いや、いろいろ調べた結果、もう7回目のワクチンがどんなに有効と言われても、ワクチンはもう打たないことに決めました。それは、私の従兄弟で、医師の京都大学名誉教授の言葉に接して、長年の疑問に火がついたためです。従兄弟は、子供の頃からとても優秀でしたが、医師として、癌で死んだ私の奥さんを助けるために全力を尽くしてくれて、家族の命の恩人であったので、心から尊敬し、誇りとし、敬愛しているのです。
T:福島雅典先生ですね。福島先生のお考えを教えてください。
K:彼は、昨年の6月に一般社団法人ワクチン問題研究会という学会を立ち上げて、その学会の理事長を務めています。死亡する人も含めて様々な副作用も出ているので、診断基準を作成して、検査法を確立して、診療ガイドラインを作成する。そして、有効な治療法の開発、この4つを目指しています。この『ワクチン接種後症候群』国際的にすでに、ポスト・ワクチネイション・シンドロームと名前があるのですが、このワクチン接種後症候群の一連の病気についてその実態を明らかにしようとする学会です。
Y:副作用の報告はたくさん出ているのですか?
K:厚生省の発表しているデータが紹介されています。コロナのワクチンでは、ワクチン以外に死亡原因が考えられないと医者が判断して厚生省に報告した死亡例が2000人を超えたそうです。そしてその中で、厚生省がワクチンによる死亡被害として認定して、ワクチン被害の救済制度を適用した認定数が、現在のところ420件。実はこのデータの意味は重大です。なぜなら、1977年から2021年までの45年間に起きた他のワクチンによる死亡被害の認定数は全部で151件だった。だから、今回の420件と過去45年間の151件を比較したら、これ自体、尋常じゃない予防接種禍の、薬害の戦後史の中でも、国のデータとしては、最大の死亡数であると、言えます。
Y:ワクチンが原因で死亡したと医者が報告しても、全てが認定され救済されるわけではないのですね。
K:そうです。ワクチン接種を始める時に、国はすでに、具体的にワクチンで犠牲者が出た場合は、これこのように国が救済するのだと「新型コロナ対策法」で規定しています。しかし、申請があっても、なかなか認定されません。
Y:認定までには長い道のりですね。日本脳炎の予防接種の被害者の人も、長い裁判闘争の結果認められたと、記憶しています。
K:認定されるかどうかも問題ですが、それとは別に、医者の報告が2000名あったということは、もっと深刻な、別の問題があります。医者たちは、国家の推進するワクチン接種なので、明確な根拠もなくワクチンが原因で死にましたと、厚生省に報告したら、「お前は反ワクか」と言われ、どんな仕打ちを受けるかわからないので、基本的に医者は、死亡の原因がワクチンの疑いがあるとは、報告しない方法を選びます。ありうる、他の可能性を報告する。だから医者が「ワクチン死である」と報告したこの2000人は、他に全く説明のつかなかった人たちです。だから、その意味するところは、2000人というのは氷山の一角に過ぎないということで、裾野には何倍、何十倍もの犠牲者が出ているに違いないというわけなのです。
Y:死なないまでも、接種前にはなかったいろんな不調を訴えている人たちがあります。先ほど先生が述べられた『ワクチン接種後症候群』これは、一般のお医者様たちにもまだ未経験なことが多いはずですね。
K:ワクチン問題研究会によれば、「ワクチン接種後に発症した疾患の学会症例報告」を検索すると、日本国内でもすでに500近い学会報告が出ている。しかも、様々な学会で報告が上がっている。つまり、症状が体のあらゆる部位に出ているわけです。一番多いのは血栓症のようですが「症状は多種多様で、あらゆる臓器に影響を及ぼしている」とも報告されていて、さらに、これは脳にも影響を及ぼすことによって、抑うつ、不安障害、恐怖感というような神経症状として現れる場合もあると、言われています。
Y:福島先生は、情報開示請求の裁判も起こされています。一つは、65歳以上で、ワクチンを受けた人と受けていない人の重症度の比較について情報が開示されない。もう一つは、ワクチンの購入契約書の開示請求。二つ、裁判を起こしたと伺いました。
K:そうです。ワクチンの購入契約書は、アメリカでも、国民が裁判に訴えて、やっと開示されたといいます。その契約書は、動物実験と人間への治験は、してはならないという内容になっている点、ひどいでしょ。
Y:国民は知る権利があります。憲法12条の行使ですね。民主主義社会はそのように実践することで守られると福島先生は言われました。
それから、遅発性の、つまり時間が経過してから現れる症状が、これから出てくる可能性もあるそうですので、念のために、私たちはワクチン接種以前の健康の証明書と、接種の記録、これらをしっかり保存しておくことも大切です。
もう時間が来ました。ワクチン問題研究会はホームページがあります。関心のある方は、そちらを検索してみてください。最後に、今日の一曲をご紹介ください。
K:ビートルズの「ヘルプ」をお送りします。ワクチン犠牲者の救済です。