第21回憲法カフェ:奥間政則さんを迎えて

「二つの国策:沖縄の基地問題とハンセン病の差別」

奥間さんは、一級土木施工管理技師。個人で土木関係の図面を引く仕事を請け負う。基地反対派が座り込む現場でも土木関係者として特に反対派ではない自分がいた。彼は、子である自分や母に対して暴力を振るった父に対する憎悪で生きていた。しかし、ある日、それは父がこの世を去った後であったが、父の手記に出会い、父の苦悩を知って、それから人生が大きく変わった。国策によるハンセン病者への差別が、父の人生に重くのしかかっていたことを知ってからだ。

ご自身の経験と沖縄の今を話して頂きます。 差別の構造は同じ。

沖縄は太平洋戦争の時と同じで捨て石にされている。住民監視の「土地規制法」は、まさに、子供たちの為に、平和の為に、粘り強く抵抗を 続ける人々を排除する目的とした法律です。 しかし実は、それらは 本土の私達の暮らしにも直結している。